朝からバリバリ電話が鳴る日

昨晩の記事を書いた直後、
実は桃介にメールを書きました。

本文はたった一言。
「これはもう駄目かもしらんね・・・」

福島第一原発の2号機のカラ焚きの事実が報道されたため。

彼女がブログで書いていたのは、脅しとかでも何でも無く
いわば想定される事態の中でも「超最悪」の状態でした。

私は要らん懸念を出来るだけ払拭しとこうと思って、割と楽観的な記事の書き方をし、
ギリギリまで日本の技術力に託しましたが・・・

前代未聞の事態ゆえ、ケアレスミスのような凡ミスが多発。

これまでに無い「想定外」だらけ。
かと言って専門的な知識を持つわけでも無く、あくまでも「マニュアル化された動き」
の中での操作ですから想定外となると言わずもがな。

挙句、カラ焚き状態は継続され、水量も上がっておらず。
となればほぼ間違いなく原子炉内の燃料棒は高熱のために溶け落ち、
炉心溶融(ろしんようゆう)、 いわゆるメルトダウンはほぼ確定的となってしまいます。

こうなると全く事態は異なります。

昨日も書いたように、地震発生時に緊急停止された際には、燃料棒同士で核分裂が起こらないよう、
間に制御棒を入れて核反応を停止させます。

でも、空焚きが続くとこの核燃料のぽっとん。が起きてしまいます。

そのぽっとんされた燃料が下で出会ってしてしまったら・・・。
一番怖いのはこの事態だったのです。

核分裂というのは元々、
ウラン(ウラン235)やプルトニウム(プルトニウム239)の原子核に中性子をぶつけて
そこで出来たほぼ同じ大きさの原子核にまた中性子がぶつかって・・
という連鎖反応によって起きています。

制御棒で核分裂が止められているうちは良いですが、溶けて落ちてしまい、
そこで出会ってしまい、一定量を越えるとまた核分裂が始ってしまう懸念があるわけで。

その時点になるともう誰も止めきれません。
元々それを制御していたのに、制御できなくなったらもう無理。
連鎖はネズミ算式に増えて行きますが、炉心の容量には限界がありますから。

ただ、「爆発」って観点だけで見ると、水素は空気よりも軽いんで、
容器の下に貯まってドン!というのは考えにくいですけど。

この事態を想定した場合だと、避難区域半径20kmでは全く足りません。
(実際に政府によって30kmまで屋内避難区域に指定されました。)

どこへ逃げろちゅーの・・菅さんよ。

もう政府もパニック抑えるのに必死かと。
少なくとも楽観できる状況は過ぎてしまったのかもしれません。

もちろん、私のこの記事も、ある程度の推測にしか過ぎません。
でもこれまでの状況を考えると、本当に最悪の最悪の状況を考えておかないと、
避難勧告が出た時には時既に遅し。となりませんよう。

で、実は朝9:30から携帯電話が鳴りっぱなしなんです。
というのは、航空券。

福島第一原子力発電所の危機を受けての、
いわゆる「東京脱出組」のご相談でした。

金持ちはええなあ・・(苦笑)

現地で頑張ってる人も居る!耐えてる人も居る!

なんとなくジロ
http://ameblo.jp/jiroppe–chang/entry-10829639007.html#main

頑張れ!としか今は言えないけど、
必ず何十年か後に、「あの時は大変だったね」って、
笑いながら酒飲める日が来ますように!

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コメント

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  • コメント (8)

    • ギターラ
    • 2011年 3月 15日

    殆どの人にとっては、逃げる場所などどこにもありませんよ…
    私としても、今は職業的にも敵前逃亡は許されません。
    ならば、ジタバタしても仕方なし。
    今はただ自分にできることをするのみですっ(`_´ )ゞ

  1. ギターラさん>
    私も同じ立場ならそうしてます
    間違いなく

    大丈夫!これはあくまで個人の感覚ですから。
    我が国か世界に誇る安全基準を最後まで信じましょう!
    現地で戦っている方も居ます!その方々に託しましよう!

  2. これまで築きあげてきた日本人の技術力を信用しようじゃないですか。
    きっと大丈夫です。…東電がこれ以上隠し事をしていない限り。

    こんなときに体面や意地や将来のことなんて、どうでもいいと思うんですよね、東電も民主党も。
    最初っから、
    東電「全部の炉がヤバいっす、助けて」
    民主「うちも経験不足でどうにも…、助けて」
    自民「協力しよう」
    米国「任せろ」
    ってなってれば、後手後手に回らずに済んだのではないかと思えてなりません。

    • 詐欺暴露屋さん>
      ですね。
      何度も世界中から弾かれ叩かれけ躓いて。
      それでも立ちあがって来た技術力ですから(^^)。
       
      うん!
                  隠し事をしない限り・・・orz・・・

  3. 福島第一原発は、GE(米)の古いタイプのものなので、東芝製や日立製と違って、国内に専門家が少ないのかもしれません。
    さすがに米国も、自国の技術者を被爆の危険に晒すことはできないのか、GEのエンジニアは連れて来ませんね。
    柏崎刈羽原発のときは、収まってから再開の可否判断のための査察に来てましたけど。

    • 堂後さん>
      しかしある意味、1960年代生成の炉が現在でもあれだけの強度を持って
      存在している。という事が驚異ですよね。
      まー米国にとっては基本「対岸の火事」ですし^^;
      でもあのオペレーション名の潔さにはホレました。

    • ギターラ
    • 2011年 3月 15日

    不謹慎なのを承知で云えば
    新型ターミネーターが今ほど欲しいと思った事はないです。
    だって、熱で溶けても再生して生き返るじゃないですか…
    今現在、現場で戦っている人の痛みや辛さは想像の範疇を超えているのに、
    政治家の先生方に「覚悟してくれ」なんて今さら云われたくないですよ。
    所詮あんたたちは、いざとなったら地下の核シェ~以下(ry

    • ギターラさん>
      いや本当に現場の方々の苦労は並々ならぬものがあると思いますよ。
      元々原子炉の知識なんて殆ど無い状態で給水等を続けてらっしゃるんですから。
      菅は管らぬパフォーマンスを見せてますし・・今回一番株上げたのは枝野氏だったり・・
       
      新型は炉に入り込んで一緒に悪さしそうなんで却下(笑)

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