66回忌

また8月9日、11時2分が来ます。

この日、この時間は長崎の人間にとって、生涯絶対に忘れてはならない日と時刻ですから。

長崎生まれの被爆二世。
だからやっぱり何も書かずにスルーは出来ませんでした。

東日本大震災による福島第一原発の放射能漏れ事故から6カ月目。
8月6日広島、8月9日長崎に原爆が投下されてから66年。

なんか6ばっかりの2011年8月。

1945年8月9日11時2分
プルトニウム239を使用する原子爆弾、コードネーム「ファットマン」が長崎に投下され、一瞬にして当時の人口24万人のうち約3分の1にあたる7万人の命をその爆風と閃光で溶かし、燃やし尽くしました。

あの日の天候は雲ひとつ無いカラッ晴れだったと言います。
まさか直後に、大量の放射性物質を含んだ黒い雨と、炎の雨が降り注ぐなんて誰が予想したでしょう。

その後の阿鼻叫喚の地獄絵図は、私の父が体験しています。
以前からメルマガ読んで下さっていた方は、昨年8月9日の号外「ビギンズナイト」でその内容はご存知かと思います。

特に今年は、これまでと違って「放射能」という単語があたりまえに生活の中にあります。

史上類を見ない最悪の原発事故となってしまった、福島第一原発の事故による放射能被害。

原発と原子爆弾。

形は違うし目的も違います。
だから、原発については否定も肯定もしませんし出来ません。
でも、66年前と同じ放射能が我が国に降り注いでしまったのもまた事実です。

広島、長崎が最後の筈だったのに。
我が長崎がその最後の受け皿であった筈なのに。

今日の長崎は雨。

あの日がこの天候だったら、きっと原爆は使用されぬまま終わったでしょう。
でもその分、日本の何処かにまた落とされて多くの方々が苦しむ事になったのでしょうが・・。

大切なのは永遠に語り継ぐ事、忘れない事。
世界の平和を祈る心。

11時2分になったらどうか一緒にお祈り下さい。

 

 

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コメント

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  • コメント (2)

  1. 長崎原爆慰霊祭のニュースを見てたら、
    福島県の高校生が参列してましたね。
    私もエントリしようと思って書きかけたけど、やめました。
    私なんかが生半可に書いていいことじゃないと思った。
    6日はヒロシマに、9日はナガサキに、家族で祈りを奉げました。

  2. ひろこさん>
    今年は長崎の平和宣言には「脱原発」が盛り込まれました。
    また、米政府代表も参列したんですね。
    非常に特徴的な平和式典でしたよ。
     
    いえいえ、生半可だって思ってるのひろこさんだけですよ。
    ひろこさんが書いたら、ちゃんと多くの人に心が伝わります(^^)

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